高知の祭り

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奈半利町 信守神社秋祭り (H16.11.7)



防波堤の壁画


おなばれの出発

奈半利町の一番南、室戸市に近いところに加領郷という漁港があります。

55号線を走るとき、「加領郷」という地名と漁港の防波堤に描かれている絵がいつも気になっていたのですが、今回、この加領郷の秋祭りに行ってみました。

この日、わが町では「チンチン、ドンドン、チンドンドン」と、賑やかなイベントが行われていました。

見てるだけでハッピーになれるチンドン。

「写真を撮るよりアンタもやりませんか?」

と言われたこともあって、午前中はチンドン、午後は加領郷の秋祭りと忙しい一日になりました。

さて、「加領郷」の地名について。


地元の方に聞いてみると、その昔は「加漁郷」であったが、いつのころからか、「加領郷」となったとか。漁港らしい豊漁を願った地名ということでしょうか。


神社は信守神社と言い、国道からほど近いところ、急な石段を上がったところにあります。

立派な鳥居や石段などから、その昔は立派な本殿があったと思われるのですが・・・。


暴れる神輿


祝いの旗を揚げる漁船


昼過ぎ、神事のあとお神輿が浜宮へ向かいます。


お神輿を担ぐ人たちは元気溢れていて時々お神輿が落っこちそうになるほど大揺りをさせます。


浜宮は漁港にあり、ここでの神事の後、江戸時代からの伝統を今に伝える「獅子舞」と「棒打ち」が行われました。


獅子舞


獅子舞


小学校の低学年と思われる子供が、花や日傘で獅子をからかいます。


太鼓のリズムに合わせて、30分もの演技を立派に舞い終わり、拍手喝采でした。


続いて、若者たちによる棒打ちが披露されました。


このあと、おなばれの一行はもとの道を本殿に帰ります。

そして、鼻高(天狗)と獅子が加領郷の全戸を回ってお祓いをするそうです。




           


棒打ち


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