高知の祭り目次
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つんつく踊り
鳥居の前の大きな幟
夜須町の海辺は、子供の頃、手結の海水浴・岸本の海浜学校と親しんできたところですが、今では、海水浴場のあたりは「ヤシーパーク」として美しく整備され、海浜学校のあとは「サイクリングターミナル」の立派な建物が建てられています。
手結岬の灯台
この「ヤシーパーク」と「サイクリングターミナル」を結ぶ海側の道の中間地点に手結の岬があり、白い灯台が立っています。 そして、灯台の傍に小さな小さな「龍宮神社」があります。 この神社はわだつみの神様で、小さいながられっきとした独立した宗教法人であり、700年以上の伝統をもつ「つんつく踊り」を今に伝える神社です。
灯台の下にある夫婦岩
コンクリートの囲みの中にある小さな本殿
本殿の中に見えるご神体は卵型の石
太鼓・鉦・笛に合わせて歌いながら踊るのですが、当日の踊り手は五人(出られる人が出るということらしい)、鳴り物は太鼓だけでした。 漁師さんたちの踊りとはいうものの、白い衣装で雅に踊る様は、白拍子の舞を髣髴させるものがあります。 踊りは、玉章(たまずさ)・とおばしり・きみよ・あやおどり・若き姫たちのおどりの五種類あるとか。
草を刈って茣蓙を敷いた踊り場
打ち合わせをする踊り手
ゆったりとした雅な踊り
ちなみに、玉章(たまずさ)はつぎのように歌われています。 ♪たまずさの たまずさの やつの折り目に砂いれて 白砂よ しらすなよ 人によしらすなよ しらすなよ しらすな 人によしらすなよ むすびひめこそ 恋あれば すすの帯 まぶすびとくに 宿あれば すすの帯 まぶすびとくに 宿かりて ♪ 麗