高知の祭り

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野市町 旧正凧揚げ大会 (H17.2.11)



大凧のアップ 義経の武者絵


フツーの凧と保存会の人たち


野市町の冬の風物詩、「旧正凧揚げ大会」が2月11日、物部川河川敷で行われました。


野市町土佐凧保存同好会の主催で、毎年2月11日に開催されています。


こんなに沢山の凧が・・


「トバシ」を追いかける人たち


この日は、真っ青い空に白い雲が浮かび、適度な西風が吹いて、絶好の凧揚げ日和でした。


2畳ほどの凧に吊るされた賞品券が空中からばら撒かれる「トバシ」や、揚がった凧から伸びてきた長いテープを他の凧が追いかけて切り取り、テープに貼り付けられた賞品券を獲得、などの楽しいゲームもありました。


あ〜あ、ひっかかった!



持参の連凧で遊ぶ子供たち


子供たちが持ってきた可愛い凧もあげられていました。





上手に揚げたね


おじいちゃんと一緒



広いグラウンドと青空


メインはなんといっても100畳の大きさの大凧です。

当初は16畳の大凧から始まり、回を重ねるごとに大型化。

100畳の大凧は、平成14年に製作されました。

胴骨の長さ16.5メートル、重さは約270キロ。

昨年はじめて大空を舞ったそうです。


ところで、大凧上げに予定していた午後1時頃には風が少し弱まり、「トバシ」をしながらの模様見となりました。


2〜30人で30分ほどかけて用意をしているうちに、いい風が吹くようになりました。


長いロープを引き手の数十人が持ち、風見の人からの合図を待ちます。


大凧を起こす


ふわり


「それっ!」


大凧が起き、ふわりと舞い上がりました。

「おお〜〜!」

拍手と歓声の中、どんどん上に上がりました。

観衆も凧を見守りながら、一緒に走ります。


随分長かったようにも思いますし、短かったようにも思います。


ただただ感動して見惚れていました。


飛んで


飛んで


飛んで


力尽きて

やがて、高度が落ち、グラウンドにふんわりと着地しました。


感動の拍手がおこりました。



子供たちは飛び跳ねて喜んでいました。


無事着地を喜ぶ子供たち


骨を外し



大凧がこれほど長い時間揚がっていたのは今までにないとか。


ロープを入れる籠


滞空時間は6分強だったそうです。



              


畳む


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