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高知県梼原町 三嶋神社秋祭り・津野山神楽 (H17.10.30)



一番人気の大蛮



神楽が行われる三島神社神殿



一昨年、29・30日に三嶋神社の秋祭りを見せていただきましたが、今年は30日の津野山神楽のみ見に行っていました。



この津野山神楽は西暦913年、藤原経高が津野山郷に入り、伊予の国から三嶋神社を勧請して以来、代々の神官により、世襲的に、唄い継ぎ、舞い継がれてきたとされています。


1945年ころ一時廃れかかっていたのですが、1948年頃から津野山神楽保存会を設立、村内の各地区の青年たちに伝承講習されるようになりました。


宮入り



幣舞



現在でも積極的に若い方たちへ伝承し、今では女性も舞うなど、古式豊かではあるけれど開かれたお神楽となっています。



女性も


若者も


天の岩戸



全18節からなる物語になっていますが、全て舞うと8時間かかるとのこと。


神社により、その日舞う演目は違うようですが、何と言っても人気はお面をつけて舞う「天の岩戸」「大蛮」です。

(他にも面をつけて舞うものはありますが、この日はこの二つでした。)


悪魔祓い



大蛮登場



初参りの双子ちゃん


大蛮は舞や神様との問答のほかに、今年一年に生まれた子供達の氏子入りをさせる大切な役目があります。


少し大きくなれば鬼を見るだけで怖くて泣き叫ぶ子供たちも、怖さを知らない乳児は知らん振りです。



お〜の、暑い!


少し大きくなると怖くて大泣きです



雲の上の梼原地区は、生き生きしています。

氏子入りの子供達が20人近くもいて、力を誇示するさすがの大蛮も疲れたのでしょうか、扇子でパタパタあおぎ、休みながらの大活躍でした。


興に乗って!



「大太鼓、うまいぞ!」「小太鼓も上手」


花米



神殿の中はびっしりの人




 2003年の三嶋神社秋祭り


           


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