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高知県いの町 椙本(すぎもと)神社秋の大祭 (H17.11.23)



お旅所へ向かうお神輿



参道は人でいっぱい


「いのの大国さま」で親しまれている「いの町」の椙本神社の秋の大祭が11月23日に行われました。


椙本神社は創建1200年を超える歴史を持っており、商売繁盛と縁結びの神様とされ、春秋の大祭は多くの参拝者で賑わいます。



春の大祭は椙本神社の最大の行事で、一年の幸福を祈願する参拝者でごったがえし、福俵が飛ぶように売れるそうです。


秋の大祭は、ご神幸(おなばれと呼ばれる行列)が町内から仁淀川畔まで練り歩く華麗な行事があり、春季大祭におとらずたくさんの参拝者で賑わいます。


お守りもどんどん売れています



お餅も搗く傍らから完売です


当日は11時頃から行列参加者の支度がはじめられます。

きれいに化粧し衣装をつけた子供達、見守る母親などの家族、いい写真を撮りたいカメラマンなど、晴れやかな雰囲気がいっぱいです。



搗きたてのお餅を買うための行列や、お守りを買い求める人もひっきりなしで、大変な賑わいです。


さすがに土佐の三大祭りのうちの一つだと言われているだけのことはあります。


熟女たちも踊りを披露



仲良し舞姫


子獅子も準備完了



社殿の前で記念撮影



御神幸順序


土佐の三大祭り

はて?

大国さま・秋葉さま・御神穀さま・志那弥さま・一條さま

どれもみな、「土佐の三大祭り」と言われているそうなのです・・。

でも、いいではありませんか。

どのお祭も古式豊かな伝統を大切に守っているすばらしいお祭ばかりなのですもの!



さて。


12時頃から神殿での参列者のお祓いや境内での記念撮影があり、13時、お神輿がお旅所へ出発します。


町を行く子供神輿



鼻高と楽しい対話


この子は泣いてしまった



仁淀川畔(鉄橋はJR)


子供神輿と太鼓の先導によって国指定重要文化財「八角形漆塗神輿」(当日はレプリカ)が、白装束の太刀持ち、稚児や巫女など多くの供人を従えて仁淀川のお旅所へ向かいます。


行列は総勢200名、100メートルにもなりますが、子供達の人数が多いように思いました。



沿道では多くの人が行列を見に集まっています。


獅子や天狗が子供達に近づいていくと、泣く子、からかう子など、やはり子供達がお祭のムードを作っているようです。


お旅所で舞の奉納



獅子舞


御旅所では獅子舞や朝日舞、乙女の舞などが華麗に披露されたのち、古式豊かな一大絵巻「おなばれ」の一行は神社へ帰っていきました。



            

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