さて、漁港での行事が終わると神社に帰ります。
神社前の長い参道にはたくさんの幟が立ち、両側にはびっしりと露天が並んでいます。
その中を進んできたお神輿が神社に入ると、境内では花取り踊りが始まります。
踊り子達は賀茂神社と隣の地区の桑田山神社の二組が競い合って踊ります。
踊りの最後には大注連縄が刀でエイッと切られて終わります。
ところで一日お祭りを見ていると、太鼓を打つお兄さん達が、年下の踊り子達に、踊りだけでなく礼儀も含めた躾をきっちりと指導しているように見受けられ、感動しました。
どこのお祭りでも感じるのですが、地域の年長者に可愛がられ育まれている子供達を見ると胸にジンと来るものがあります。
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