高知市から国道33号を西へ10数キロ、日高村下分に、土佐二宮(とさにのみや)「小村神社」があります。
土佐一宮(とさいちのみや)の土佐神社に次ぐ格式の高い神社というわけです。
創建は古く、用明天皇2年(586年)鎮座といわれ、1400年以上の歴史を持っています。
ご神体の「金銅荘環頭大刀拵(こんどうそうかんとうたちごしらえ)・大刀身(たちみ)」は古墳時代後期の作とされ国宝、木造菩薩面2面は国の重要文化財、仁治・貞和の棟札と蓬莱鏡は県指定文化財と、重要な文化財が残されています。
現在の社殿は宝永2年(1705年)に建造されたもので、どっしりとした風格です。
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