里山散歩

里山散歩目次

HOME

前ページ

次ページ

春の七草 (H18.1.6)


12月以来の寒気、南国高知でも毎日冷蔵庫のなかで暮らしているような状態です。
北や日本海側では大雪に見舞われているとか、その大変さはいかばかりでしょう。
どうぞご自愛くださいますようにと願わずにはいられません。

ところで、1月もはや6日。
松の内も明日までとなってしまいました。
7日は七草粥をたべて邪気をはらい、一年の無病息災を祈るとか。

お正月の徒然に冬枯れの野道を歩いて春の七草を探してみました。
厳しい寒さに耐えて春を待っている草達です。



セリ(セリ科)


セリ(セリ科)

田んぼの水路や湿地に生えています。

若菜をおひたしにして食べると香りよく美味しいです。

鉄分が多いとか、貧血によさそうです。



ナズナ(アブラナ科)

ぺんぺん草として知られています。

子供の頃はこの実をゆすって遊んだことでした。

たんぱく質、ビタミンA・B・B2、カルシウム、鉄、マンガンなどミネラルが豊富で、貧血にいいそうです。


ナズナ(アブラナ科)



ゴギョウ(キク科)


ゴギョウ(キク科)

ハハコグサと呼ばれています。

葉っぱも花も柔らかい毛で覆われています。

たんぱく質・ミネラルが多く、気管支・扁桃など喉にいいそうですから、風邪の予防にもなるのでは。



ハコベラ(ナデシコ科)

おなじみの「ハコベ」です。ひよこ草とも言いました。


昔、小さく刻んで鶏に与えたことでした。

たんぱく質、ビタミンB・Cが多いそうです。


ハコベラ(ナデシコ科)



ホトケノザ(キク科)


ホトケノザ(キク科)

これは、本当はタビラコと呼び、黄色い花を咲かせます。


紫色の花をつけるホトケノザとは別物です。




ホトケノザ

参考までにホトケノザはこちらです。



スズナ(アブラナ科)


スズナ(アブラナ科)

おなじみの蕪です。野生のものは見たことがありません。


黄色い花を咲かせます。

ジアスターゼ・アミラーゼなど消化酵素が多く、胃腸に良いそうです。



スズシロ(アブラナ科)

これは日本人の食卓にすっかり溶け込んでいる大根です。

白い花が咲きます。

神経痛、咳止め、冷え性、食欲の増進、二日酔い、頭痛など多くの薬効が言われます。


           


スズシロ(アブラナ科)


 目次  TOP 前ページ 次ページ