高知の祭り目次
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神殿での神楽
三島五社神社
梼原町は雲の上の町。愛媛県との県境にある町。 嘗て、勤皇の志士たちが脱藩して伊予の国へ向かった脱藩の道が残っています。 さて、その梼原町の中心部から梼原川沿いに、四国カルストの地芳峠方向に北へ数キロ入った越知面地区の秋祭りが3日に行われました。
鼻高とお供
昼過ぎ、神社に勢ぞろいしたおなばれの一行は、お旅所へ向かいます。 牛鬼がおなばれの先払いです。 (高知県西部の愛媛県に近い地域で特徴的なのは「牛鬼」が出ることでしょうか。) ここ越知面の牛鬼は、顔面が黒く胴体は藍色です。
牛鬼と子牛鬼
お旅所での神事
数人の力持ちが担いでいくのですが、先ずはじめの景気付けの一杯、行く先々でのお祝儀の一杯と、一杯がいっぱいでかなりのご機嫌で、走ったり、人に襲い掛かったり、保育園児たちの手作りの子牛鬼とじゃれあったり、時に道路に蹲ってなかなか動こうとしなかったり、突如、顔を地面に叩きつけて暴れたりと、なかなか一筋縄ではいかないところがあるようです。
お旅所では神事の後、お神楽が一つ舞われます。
お旅所での神楽舞
神楽
行列が神社に帰り着くと、その後は社殿でお神楽が奉納されます。
梼原・東津野には、1000年もの伝統の「津野山古式神楽」が今に伝えられています。 もとは世襲の神官が歌い舞ったものですが、昭和20年の敗戦と神楽修得減少で伝承の危機にありました。
修行中の中学生
そして神楽復興の機運が起こり、昭和23年、「津野山神楽保存会」を設立、神楽修得の神職者から口伝により伝承講習されたのです。
神楽は18節からなり、正式に舞い納めると8時間にもなります。 現在、各地域の秋祭りで奉納される場合は、地域にもよりますが、3〜4時間で舞い納められるよう演目が決められているようです。 麗