高知の祭り目次
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会場は田んぼです
「じゃ〜ら」を詰めた籠を準備する保存会の方々 上のほうに見えるのは畳んで巻いてある凧
当地では、「家の跡継ぎとなる子供の誕生」「家の新築」「還暦」など、人生の節目を祝う際に凧を揚げる風習がありましたが、時代の変化に伴い次第に寂れてきました。 そこで、今から30年ほど前、香我美町土佐凧保存会を設立、伝統の和凧の継承と地域の親睦のために、新春に凧揚げをするようになりました。
年毎に人から人へ広がり、親子連れなど、たくさんの人が集まって楽しめる凧揚げ大会となっています。 当日は、絶好の凧日和で、保存会の大きな凧のほか、凧作り教室で作った和凧や、ビニール製の洋凧など、色とりどり・大小の凧が青空に泳ぎました。
揚げる準備
年季が入った凧揚げ上手
手伝ってもらって子供達も揚げます
「とばし」が始まりました
大凧が揚がり、凧にぶら下げた籠から賞品の当たる紙が撒かれる「とばし」は大人気で、風に流されていく紙を歓声を上げながら追いかけて走ります。 紙を獲得すると袋菓子が貰えます。
凧による賞品取りもあります。 高く揚がった凧の籠から「じゃ〜ら」と呼ぶ白い長い紙がスルスルと垂れてくると、その「じゃ〜ら」を、自分が揚げた凧で切り取るのです。
走って追いかけます
賞品をゲット!
ン十年の経験のある凧揚げ上手は、上空でうまく「じゃ〜ら」を切り取っていました。 1本の「じゃ〜ら」には、数個から10個ほどの賞品がついているとか、さらに、根元から全部切り取った場合は賞品のほかに酒1本が貰えるというので、力が入ります。
ところで、保存会の方たちは、日本各地の凧揚げ大会に出かけるだけでなく、海外へも遠征するそうで、お話していても楽しそうでした。
右端の凧の「じゃ〜ら」を真ん中の凧が引っ掛けました
これは混線しましたね、 人生いろいろとシガラミも・・
土佐凧は、竹と和紙で正方形に作られ、保存中は対角線に畳んでおけるので場所もとらず合理的な造りになっています。 遠征する際もビニールパイプに入れて運搬するそうです。 麗