里山散歩

里山散歩目次

HOME

前ページ

次ページ

土佐山田町・甫喜ヶ峰森林公園 2005年9月 No2 (H17.9.30)




また、腐葉土のあるところには至る所にキノコが出ていました。


この時期、雨のあとの森へ入ると、大きさ・色・形・生える場所など千変万化のたくさんのキノコたちに出会うことができました。



キノコには食べられるものも猛毒のものもあるようです。


麗は「山でキノコを見たら毒と思う」人種ですから、見て写真を撮るだけで終わってしまいますが、食べられるキノコの採集に行かれる方にとっては、この時期は絶好の時期ではないかと思われます。



はえ出てきたキノコは、草花で言えば花に当たる部分(種子に当たる胞子を作るための繁殖器官)で、本体は菌糸体だそうです。




そしてキノコ(菌糸)は、他の植物や動物が無機物を吸収して有機物を作りあげていくのとは反対に、有機物を無機物に分解していくことで、地球上の物質の正常な循環に大切な役目を果たしています。





森の落ち葉は、菌類の作用で腐葉土となり、やがて木々や草達の養分となっていくのです。

キノコに教えられた自然界の循環、漫然とキノコを見てきた麗は目が覚めるような思いがしました。



撮影したキノコの名前を調べたいと図書館で2冊の本を借りてきましたが、名前を特定することはきわめて困難で、名前をつけることは諦めました。

                    





甫喜ヶ峰森林公園9月 No1へ

 目次  TOP 前ページ 次ページ