里山散歩

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冬の梶が森と福寿草 高知県大豊町 (H18.2.18〜19)

福寿草



梶が森の冬景色と、南大王の福寿草にも会いたくて、山荘「梶が森」主催のツアーに行ってきました。


晴れて暖かい18日は、福寿草日和でした。



咲き始めた福寿草は太陽に向かって花開き可憐でした。

出始めの蕾もたくさんあり、総じて三分咲きというところではなかったでしょうか。




咲き初めで草丈が短いことが良かったと思います。

花は、2月末から3月初め頃が一番多いのではないかと思います。



午後2時頃からは雲が広がり暗く雪が降りそうな気配、南大王を後にして梶が森へ向かいました。





梶が森



霧氷



霧氷


ところで、冬真っ盛りの梶が森、雪山の期待で行ったのですが、結果はハズレでした。


雪はところどころに残っている程度、気温は0℃前後で、梶が森にしては暖かかったのです。



それでも18日朝は冷え込んだそうで、山の北側の斜面には霧氷がいくらか残っていました。


遠くの霧氷は桜の花が咲いているようできれいでした。

厚い雲に覆われて、夕焼けは実現しませんでした。


霧氷



北斜面には雪


解けていく樹氷



雲海と遠くの山々



雲海


翌朝、6時に山頂へ行きました。

曇り空でしたので日の出は見られませんでしたが、山襞に雲海がたなびいています。

空気が澄み切っているからでしょう、遠くの山がくっきりとみえました。



散策中



朝食後、森へ散策に出かけました。

枯葉を踏んで道なき道をどんどん行きます。


ヤマナシの実



氷柱


雪が積もっていれば動物達の足跡が見られたかもしれません。


保存状態の良いヤマナシの実が落ちていました。


岩や苔などから幾筋もの氷柱が垂れ下がっていますが、滝は轟々と流れていました。




氷柱






ヤマネコヤナギ


フキノトウ



期待の雪山とは違っていましたが、フキノトウが顔を出すなど、1400メートルの梶が森にも春が萌していました。


               


バイケイソウの芽


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