高知の祭り目次
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佐喜浜八幡宮
参道両脇の桟敷席
10月11日、室戸市佐喜浜町の佐喜浜八幡宮で秋祭りが行われました。
このお祭りの呼び物は、「狂い獅子」と「佐喜浜俄」です。
おなばれ
ポーズ
獅子の面々登場
「狂い獅子」は、笛・太鼓・鼓の鳴り物のなか、テンポの速いいろんな仕草や舞が披露されます。
見物人からの挑発に乗って、モーレツに暴れ始めると、見物衆は大喜び。
暴れだした獅子
ちょっと待て!
暴れて飛び出さないように、予め用意の棒で防ぐのですが、棒のほうがたじたじになるほどの勢いで、その元気ぶりにみんなは惜しみない拍手を送っていました。 また、「佐喜浜俄」は、高知県の無形民俗文化財に指定されている民族芸能で、古く江戸時代から続いているものです。(獅子舞の後で「俄」が上演されます)
台本は、その時の時事問題や、話題になったできごとなどを題材に書かれ、庶民の立場から、ユーモアたっぷりに風刺するものです。 出来上がった台本は、祭りの前夜、役者に渡されるという、即興の寸劇狂言です。 当然、役者は覚え切れないので、台本(脚本)を小声で読んで役者に聞かせる役もあります。
小太りの役者さん
「俄」の控え室?
おしゃれな「知事さん」
ヨン様ばりの牛乳屋さん
「ヨン様ばりのハンサムな牛乳屋さん」が「ばさばさ札束を切っていても、使い方を間違えると金を失って鉄くずとなりさがるであろ〜っ!」と、落ちをつけるなど、みんなの笑いと拍手喝采でそれは楽しい「俄」でした。 なお、この俄の台本は毎年佐喜浜八幡宮に奉納されているということです。
麗
「楽天」三木谷社長も登場