里山散歩

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大豊町・梶が森自然公園と山野草 (H17.5.8)

梶が森自然公園



八畝からの朝の風景



おさばい様のある棚田

この季節の自然は、日毎に変化し、少しもとどまっていません。

今回は少し高い山(1400メートル)の植物たちです。

国道32号線を大豊町の豊永から右に入り、どんどん上っていくと道は次第に狭くなり、八畝(ようね)地区まで来ると棚田や霧のある素晴らしい風景が広がります。

道路わきには大きな乳銀杏もあります。

さらに急坂を上っていくと頂上近くの山荘に到着します。



山荘梶ヶ森

ここまで来ると気温はぐっと低くなります。

見渡せばミツバツツジはもうそろそろ終わり、次はオンツツジの開花となる気配です。

山頂には濃い霧が流れています。


乳銀杏


山頂は霧が出ました

9時半、28人の参加者と引率者2名、総勢30名の「野草観察会」は山荘を出発しました。


紅葉川沿いに下っていきます。





御影堂(みえどう)



芽立ちの渓谷を行く一行



ヤマナシの白い花

石楠花の森の石楠花はまだ固い蕾でした。

どうしたらそこまで行けるのだろうというような崖に弘法大師が若い頃修行をしたという「御影堂」がありました。

梶ヶ森も弘法大師ゆかりの山だったのです。


真名井の滝



龍王の滝



クサリ場だった絶壁のようなところには階段が谷まで設置されていました。

木々は新芽を開いたばかりですが、草たちはそれぞれに花開いています。


真名井の滝〜定福寺奥の院(ここで昼食)〜龍王の滝へ到着まで、きれいな空気といろんな草花との出会いに癒された約4時間でした。



               



梶が森自然公園の山野草



シコクスミレ



シロバナネコノメソウ


セントウソウ



ツクバネウツギ


ツクバネソウ



イチリンソウ


チャルメラソウ


マルバコンロンソウ



トリガタハンショウヅル


ナベワリ(有毒)



ヒメレンゲ 



ハシリドコロ(猛毒)


フタバアオイ



フタバアオイの蕾


フタバアオイの花



ミヤマシキミ(花)


ミヤマシキミ(実)



ヤマエンゴサク



ヤマトグサ


ヤマトグサ(蕾と花)



ヤマシャクヤク


ヤマルリソウ


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